更年期には、女性ホルモンの変化により、心や体にさまざまな不調があらわれることがあります。
当院では、更年期に伴う症状について丁寧にお話をうかがい、お一人おひとりの状態に合わせた治療を保険診療中心にご提案しています。
更年期・GSM(閉経関連尿路性器症候群)
更年期・GSM(閉経関連尿路性器症候群)

更年期には、女性ホルモンの変化により、心や体にさまざまな不調があらわれることがあります。
当院では、更年期に伴う症状について丁寧にお話をうかがい、お一人おひとりの状態に合わせた治療を保険診療中心にご提案しています。
更年期症状のあらわれ方には個人差があります。
更年期の症状は周囲に理解されにくく、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢している方も多いですが、適切な治療によって症状がやわらぐことも少なくありません。
症状が軽い方でもご相談可能です。
以下のような方は、一度ご相談ください。
当院では、安心してお話しいただける雰囲気を大切にしながら診療を行っております。
どうぞお気軽にご相談ください。
ホルモン補充療法(HRT)は、減少した女性ホルモンを補うことで、更年期症状を改善する治療法です。
HRTには飲み薬、貼り薬、塗り薬などの選択肢があり、月経の有無や子宮の状態によって使い分けます。
当院では、症状やライフスタイルに合わせて、無理のない方法をご提案いたします。
効果や副作用についても丁寧にご説明したうえで、安心して治療を受けていただけるようサポートいたします。
HRTは、閉経後10年未満または60歳未満で開始することが望ましいとされています。
この時期に開始した場合、更年期症状の改善、心血管疾患(心筋梗塞など)のリスク低下といったメリットが期待できます。
一方で、閉経後10年以上経過してから、または60歳以降に開始した場合は、これらの予防効果は弱くなり、脳卒中や血栓症のリスクが相対的に高くなる可能性があります。
そのため、症状がある場合は、早めにご相談いただくことが大切です。
「何歳まで」「何年間まで」といった一律の決まりはありません。
大切なのは、症状の改善状況、治療によるメリット、副作用やリスク、ご本人の希望を総合的に考えながら、継続するかどうかを判断することです。
当院では、少なくとも年に1回は治療内容を見直し、「今の治療がご自身にとって最適か」を一緒に確認していきます。
HRTと乳がんの関係については多くの研究があり、5年未満の使用では、明らかなリスク増加は認められていません。
5年以上の使用では、わずかなリスク増加が報告されていますが、その程度は、飲酒・喫煙・肥満などの生活習慣によるリスクと同程度とされています。
なお、日本では女性の約9人に1人が乳がんを発症するといわれており、HRTの有無に関わらず、定期的な乳がん検診が重要です。
漢方療法は、心と体のバランスを整えることで、不調の根本から改善を目指す治療法です。
更年期は、ほてり・冷え・イライラ・不眠・だるさなど、さまざまな症状が重なって現れることが多く、そのような多岐にわたる不調に対して、漢方は有効な選択肢のひとつとされています。
当院では、「当帰芍薬散」「加味逍遥散」「桂枝茯苓丸」などをはじめ、患者さまの状態に応じて処方を行っています。
体質(冷えやすい・のぼせやすい など)、症状の出方や強さ、生活スタイルやストレス状況などを総合的に考慮し、その方に合った処方を選択いたします。
症状がはっきりしない場合や、「なんとなく不調」という方にも適しています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
当院では、プラセンタ注射を保険診療および自費診療で行っております。
プラセンタ注射は、更年期症状の改善を目的として用いられる治療法のひとつです。
患者さまの症状や体調をふまえ、適応のある方にご案内しております。
ご希望の方は、診察時にお気軽にご相談ください。
プラセンタ注射(メルスモン)は、更年期障害の治療として行う場合、保険適用となります。
プラセンタには、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・核酸・活性ペプチド・酵素など、身体の働きに必要なさまざまな成分が含まれています。
これらにより新陳代謝が促進され、以下のような効果が期待されています。
はじめは週2〜3回を目安に2週間程度継続し、その後は症状に合わせて無理のないペースで継続していただくことをおすすめしています。
以下の点が挙げられます。
また、メルスモンはヒト胎盤由来製剤のため、一度でも使用すると献血ができなくなります。
女性は閉経にともない、卵巣の働きが低下し、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少します。その影響は、ほてりや発汗などの更年期症状だけでなく、デリケートゾーンや排尿に関する症状として現れることがあります。これらの症状は、近年GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)と呼ばれています。
腟・外陰部の症状
腟の乾燥感、かゆみ・ヒリヒリ感(灼熱感)、おりもののにおいが気になる
性交に関する症状
性交時の痛み、潤い不足
排尿に関する症状
トイレが近い(頻尿)、夜間に何度もトイレに起きる、尿もれ
これらの症状は、加齢のせいと我慢されがちですが、適切な治療で改善が期待できる症状です。
ホルモン補充療法(HRT)
減少したエストロゲンを補うことで、腟や尿路の状態を改善します。
レーザー治療
腟内にレーザーを照射し、コラーゲン生成を促すことで腟粘膜の改善を図ります。
※当院では実施しておりません。
保湿剤・潤滑剤
乾燥による不快感や性交時の痛みをやわらげます。日常的なケアとしても有効です。
GSMの症状は、放置すると慢性的に続き、生活の質(QOL)に大きく影響することがあります。
「年齢のせい」と我慢せず、気になる症状があればご相談ください。
プライバシーに配慮しながら、丁寧に診療いたします。
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